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本会紹介・事務局・連絡先

支える会裁判所前

本会の紹介

正式名称 障害のある伊藤晃平君の施設内死亡事故裁判を支援する会
(略称:伊藤晃平君裁判を支援する会)
結成式原告  「障害者の命の代償に平等と尊厳をもとめて」のスローガンをかかげて、2009年9月26日、名古屋市女性会館で「伊藤晃平君の裁判を支援する会」が18人の参加で結成されました。

 結成式では、伊藤晃平君のお母さんとお姉さんが、「会」結成への謝辞と支援会への訴えがされ、岩月浩二弁護士から「裁判にいたる経過と伊藤晃平君裁判の本質」を報告していただきました。
「梅尾裁判」などの障害者問題、過労死や派遣労働問題、ダム問題、医療過誤問題等を闘っている方々から、激励と支援の言葉が寄せられました。

事務局・連絡先

〒486-0853 愛知県春日井市穴橋町3丁目2番地9 落合幸次(ゆきつぐ)方
伊藤晃平君裁判を支援する会

共同代表
荒木 照世さん(名古屋市立特別支援学校・教員)
原山 恵子さん(名古屋第一法律事務所・弁護士)
本 秀紀さん(名古屋大学大学院法科研究科・教授)

口座名称 伊藤晃平君裁判を支援する会
口座番号 0083-5-198160
会議

ごあいさつ

このたび、「障害のある伊藤晃平君の施設内死亡事故裁判を支援する会」の世話人共同代表の一人となりました荒木照世です。名古屋市立特別支援学校の教員です。守山養護学校の高等部一年生だった晃平君と同じ高等部の担任として、毎日元気な生徒たちと一緒に過ごしています。今回の晃平君のことは本当に悲しく、残念です。

 私は、晃平君の裁判の事を、この夏、中谷弁護士さんからお聞きしました。障害児・者は事故にあったり、相手の過失等によってかけがえのない命をなくしたりしても、「逸失益がない、あるいは.ない」ということで命の代償が不当に差別され、人間の尊厳が失われていることは、かねがね聞いていましたが、生徒たちのこととして身近に迫ってきますと、つくづくひどいことだと身につまされます。
 ご家族にとっては、お子さんや兄弟に障害があろうとなかろうと、大切な家族の一員であることは言うまでありません。教員として、学校で生徒たちを見ていても、ハンディはあってもみんな明るいこどもたちです。クラスの仲間同士仲良く、差別もいじめもなく、友達と助け合って楽しい学校生活を送っています。

 こうした目の前のいるこどもたちに「あなたたちに、もしなにか大変なことがあっても、損害賠償は……」などととても言えるものではありません。しかし、現状ではそれが現実です。

 私の学校でも、放課後は多くのこどもたちがディサービスやショートステイや移動介護サービスを利用しています。学校より好きな子もいます。しかし、その多くの施設・設備は貧困です。狭い、古い民家などを借りてたくさんのこどもたちが過ごしています。ヘルパーさんや指導員さんの体制も十分ではないかもしれません。学校もそうですが、貧困な福祉制度やマンパワーの不足など、いつ、こどもたちの安全が脅かされるとも限りません。これが、この晃平君にとって悲しい出来事でした。
 他人事ではありません。だれしも歳はとるし、いつ障害を持つとも限りません。『逸失利益のある・なし』などと、人間の命の代償を「計算する」のは間違っていると思います。

 このような裁判が、全国的にも始まっていると聞きました。「障害者権利条約」が批准され、障害者の完全参加と平等の理念も徐々にですが前進しています。いつまでもこのような差別が許されるものではありません。この裁判を行う意義は大きいと思います。皆さまと一緒に、晃平君の無念やご家族の悲しみを少しでも癒し、障害者や弱者を包み込んだすべての人にとって安心安全な福祉や人権・尊厳が尊重されるように、わたくし自身の問題としても、この裁判を微力ですが頑張りたいと思います。

(2009年10月世話人共同代表 荒木照世)